ツクールVX製のフリー短編連載RPGを公開しています。 現在Ⅱ章まで公開中。
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皆さん今日は、Alhenaです。
先週、気温が余り高くないと言った傍から、各地で真夏日が頻発してしまって少々げんなりしています。
東京では昨日になって大分落ち着きましたが、電力不足が予期されるこの先を思うと、一時の心地よさを存分に享受するほどの余裕を持つのは難しいところです。
そんな今日は野球の華、本塁打についてです。
NPBでは今年から統一球が採用されることになり、本塁打数が減少するであろうことは開幕前から度々予想されてきました。
シーズンの凡そ三分の一を消化した今では、その予想を疑う人は最早何処にもいないでしょう。
去年のデータとの比較を見てもそれは明らかです。
セ・リーグ
2010 863本/864試合 1試合平均 0.99884本
2011 186本/312試合 1試合平均 0.59615本
パ・リーグ
2010 742本/864試合 1試合平均 0.86227本
2011 193本/314試合 1試合平均 0.61465本
※交流戦を含む為、試合数を2で割って1試合で両軍が打った数とするのが躊躇われたので、平均本数は1チームが1試合で打つ本数になっています。
このように統一球の影響は疑う余地が無いのですが、私は一つ疑問を感じています。
幾らなんでも減り過ぎではないか、ということです。
ミズノによる発表では、統一球は従来球に比べて、100m以上飛ばした時に1m程飛距離が短くなる、というものでした。
これが理想的な条件下での実験であることを加味しても、これだけの差が出るものでしょうか。
勿論、統一球の影響は球が飛びにくいということだけでなく、変化球の曲がりが大きくなるということも言われています。
その影響か、どのチームも(減った本塁打がアウトになった影響以上に)打率を落としています。
しかし、その量は二分~三分の減少で、相対的に見ても1割程度に過ぎません。
対して本塁打数は、3割~4割も減少しています。
試しに安打に対する本塁打の割合を見てみましょう。
セ・リーグ
2010 863/7814 = 0.11044
2011 186/2420 = 0.07686
パ・リーグ
2010 742/7932 = 0.09354
2011 193/2655 = 0.07269
この割合も大きく減少しています。
尤も、被打率と被本塁打率が線形に関係している保証はどこにもないので、この情報から、統一球が投手に与える恩恵に因る本塁打の減少以上に減っている、と結論付けることはできませんが、私にはこう思えて仕方ありません。
各打者・チームが統一球の影響を意識するあまり、本塁打が出ないことを大前提とした攻撃をしているのではないか、と。
犠打の数が目立って増えてるはいないので、長打を一切期待していない訳ではないでしょう。
事実二塁打の数は打率の減少とほぼ同程度の減少にとどまっています。
しかし、長打は打球が上がらなくても出るのに対し、本塁打はフェンスを越えなければいけません。
ここで根拠としてNPBのFB%を出したかったのですが、見つからないので不本意ながらこのまま印象論で終わることにします。
早く日本でもセイバー的な手法が広まって欲しいものです。
先週、気温が余り高くないと言った傍から、各地で真夏日が頻発してしまって少々げんなりしています。
東京では昨日になって大分落ち着きましたが、電力不足が予期されるこの先を思うと、一時の心地よさを存分に享受するほどの余裕を持つのは難しいところです。
そんな今日は野球の華、本塁打についてです。
NPBでは今年から統一球が採用されることになり、本塁打数が減少するであろうことは開幕前から度々予想されてきました。
シーズンの凡そ三分の一を消化した今では、その予想を疑う人は最早何処にもいないでしょう。
去年のデータとの比較を見てもそれは明らかです。
セ・リーグ
2010 863本/864試合 1試合平均 0.99884本
2011 186本/312試合 1試合平均 0.59615本
パ・リーグ
2010 742本/864試合 1試合平均 0.86227本
2011 193本/314試合 1試合平均 0.61465本
※交流戦を含む為、試合数を2で割って1試合で両軍が打った数とするのが躊躇われたので、平均本数は1チームが1試合で打つ本数になっています。
このように統一球の影響は疑う余地が無いのですが、私は一つ疑問を感じています。
幾らなんでも減り過ぎではないか、ということです。
ミズノによる発表では、統一球は従来球に比べて、100m以上飛ばした時に1m程飛距離が短くなる、というものでした。
これが理想的な条件下での実験であることを加味しても、これだけの差が出るものでしょうか。
勿論、統一球の影響は球が飛びにくいということだけでなく、変化球の曲がりが大きくなるということも言われています。
その影響か、どのチームも(減った本塁打がアウトになった影響以上に)打率を落としています。
しかし、その量は二分~三分の減少で、相対的に見ても1割程度に過ぎません。
対して本塁打数は、3割~4割も減少しています。
試しに安打に対する本塁打の割合を見てみましょう。
セ・リーグ
2010 863/7814 = 0.11044
2011 186/2420 = 0.07686
パ・リーグ
2010 742/7932 = 0.09354
2011 193/2655 = 0.07269
この割合も大きく減少しています。
尤も、被打率と被本塁打率が線形に関係している保証はどこにもないので、この情報から、統一球が投手に与える恩恵に因る本塁打の減少以上に減っている、と結論付けることはできませんが、私にはこう思えて仕方ありません。
各打者・チームが統一球の影響を意識するあまり、本塁打が出ないことを大前提とした攻撃をしているのではないか、と。
犠打の数が目立って増えてるはいないので、長打を一切期待していない訳ではないでしょう。
事実二塁打の数は打率の減少とほぼ同程度の減少にとどまっています。
しかし、長打は打球が上がらなくても出るのに対し、本塁打はフェンスを越えなければいけません。
ここで根拠としてNPBのFB%を出したかったのですが、見つからないので不本意ながらこのまま印象論で終わることにします。
早く日本でもセイバー的な手法が広まって欲しいものです。
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