ツクールVX製のフリー短編連載RPGを公開しています。 現在Ⅱ章まで公開中。
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皆さん今日は、Alhenaです。
PujolsやC.J.Wilsonの行き先が決まり、ストーブリーグも佳境に入ってきた感がありますね。
そんな中、日本ではダルビッシュがポスティングの申請を行ったとのこと。
一部の報道では年俸2000万ドルを要求しているなんて話も出ていますが、本気なのだとしたら殆ど日本への残留宣言と思っていいでしょう。
MLBで7年の実績を残したイチローが、リーマンショック以前の2007年に契約した年俸が1800万ドルです。
如何にダルビッシュが規格外だろうと、FAなら兎も角ポスティングでその要求は無茶としか言いようがありません。
ポスティングフィーをペイする為には、当然ある程度の長期契約を結ぶ必要があります。
ダルビッシュが通用しないとは思いませんが、年俸2000万ドルクラス、即ちCy young賞の筆頭候補クラスにまでなるかは未知数です。
MLBの舞台で一度も投げたことのない投手に、それだけの投資をするのはあまりにリスクが大きいでしょう。
尤も、代理人が団野村で、去年は岩隈の代理人として無理な要求をして、結局交渉を決裂させた人なので、若しかしたら本気でそれだけ出す球団があると思っているのかもしれません。
ついでに言えば、某最高年俸選手が所属する某球団辺りなら本当に出しかねないという危惧もあります。
まあ代理人はTellem氏とも提携しているそうなので、あまり非常識な交渉にはならないと思いますが、ポスティングが海外FAの延長とだけ捉えられるような風潮にはならないことを期待します。
他の日本人選手への評価を見る限りでは、問題なさそうですが……。
何にしても第2第3の井川が生まれるのは、NPBにとってもMLBにとっても不幸でしかありません。
ポスティング制度は、海外FAの取得まで待てない選手と、海外FAでは得られない補償を受け取りたいNPBの球団が、MLB側に商品を売り込むという買い手市場であるべきです。
今後の動向に注目ですね。
ところで、MLBでの年俸を表すのに円単位で報道するのはどうにかならないのでしょうか。
特にここ数年では激しい円高が起こっている為に、日本での報道しか見ていない人は誤解を抱く可能性が高いと思うのですが……。
PujolsやC.J.Wilsonの行き先が決まり、ストーブリーグも佳境に入ってきた感がありますね。
そんな中、日本ではダルビッシュがポスティングの申請を行ったとのこと。
一部の報道では年俸2000万ドルを要求しているなんて話も出ていますが、本気なのだとしたら殆ど日本への残留宣言と思っていいでしょう。
MLBで7年の実績を残したイチローが、リーマンショック以前の2007年に契約した年俸が1800万ドルです。
如何にダルビッシュが規格外だろうと、FAなら兎も角ポスティングでその要求は無茶としか言いようがありません。
ポスティングフィーをペイする為には、当然ある程度の長期契約を結ぶ必要があります。
ダルビッシュが通用しないとは思いませんが、年俸2000万ドルクラス、即ちCy young賞の筆頭候補クラスにまでなるかは未知数です。
MLBの舞台で一度も投げたことのない投手に、それだけの投資をするのはあまりにリスクが大きいでしょう。
尤も、代理人が団野村で、去年は岩隈の代理人として無理な要求をして、結局交渉を決裂させた人なので、若しかしたら本気でそれだけ出す球団があると思っているのかもしれません。
ついでに言えば、某最高年俸選手が所属する某球団辺りなら本当に出しかねないという危惧もあります。
まあ代理人はTellem氏とも提携しているそうなので、あまり非常識な交渉にはならないと思いますが、ポスティングが海外FAの延長とだけ捉えられるような風潮にはならないことを期待します。
他の日本人選手への評価を見る限りでは、問題なさそうですが……。
何にしても第2第3の井川が生まれるのは、NPBにとってもMLBにとっても不幸でしかありません。
ポスティング制度は、海外FAの取得まで待てない選手と、海外FAでは得られない補償を受け取りたいNPBの球団が、MLB側に商品を売り込むという買い手市場であるべきです。
今後の動向に注目ですね。
ところで、MLBでの年俸を表すのに円単位で報道するのはどうにかならないのでしょうか。
特にここ数年では激しい円高が起こっている為に、日本での報道しか見ていない人は誤解を抱く可能性が高いと思うのですが……。
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皆さん今日は、Alhenaです。
秋も深まってきたかと思えば、もう12月ですね。
冬休みを挟む所為か、後期は前期よりも早く終わる気がします。
私大の無駄に長い春休みの所為で、前期が長く感じられるのかもしれませんね。
来週にはウィンターミーティングも始まりますし、日本のFA交渉も解禁になりますし、ポスティングもぼちぼち出始めそうですし、愈々ストーブリーグ本番の季節になって来ましたね。今日は暖かいですが。
KCではその本番に先駆けて、Chenとの再契約とLADからFAとなっていたBroxtonの獲得を済ませました。
Broxtonは、2009年には素晴らしい成績をクローザーとして残した選手ですが、その後の2年は怪我も有り成績をかなり落としています。
前回の投稿でも書いたように、若手ばかりで不安はあるものの、中継ぎ陣は自前でどうにかなるレベルです。
そもそもBroxtonが復活するかどうかも分からないので、仮に中継ぎから先発に数名転向するにしても、賭けと言う意味では殆ど変わらないでしょう。
寧ろ賭け金が高い分費用対効果が悪いような気さえします。
まあオフシーズンはまだ始まったばかりなので、今後の動きに注目していきたいですね。
前置きが長くなりましたが、兎も角KCシーズン総括の最終回です。
前回は守備面と言いつつ投手ばかり見ていたので、今日は野手について軽く触れて締めることにします。
前回、前々回の投稿で挙げたDERという指標は、インフィールドの打球をアウトにした割合を示すものなのですが、当然のことながらミートされ易い投手が多ければ、幾ら守備が上手かった所で数字は悪くなります。
先発陣が壊滅的だったKCでは、AL10位と言う結果も当然でしょう。
守備指標には他にDRSやUZRが良く使われますが、この二つの指標を比べても中身が全く食い違っていることが多いので、あまり信頼できるものではありません。
とは言っても、傑出した数字に対しては同じ傾向が得られます。
KCで言えば外野手の肩がそれに当たり、どちらの指標でもMLBトップの成績を残しています。
GGを獲得したLFのGordonと、MLB屈指の強肩であるRFのFrancoeurに因るものですね。
因みに守備全体ではどちらの指標でもMLB全体の平均程度となっており、肩以外の部分にはあまり見所は無いようです。
地味に成長を期待したい部分ですね。
そんな訳で今季の成績の俯瞰してみました。
色々書いてきましたが、結局は全て若手の成長を期待する、という点に集約されるでしょう。
またその意味で今季は十分収穫のあった一年だったと思います。
何より大怪我をしてシーズンの大部分を棒に振るような選手が、開幕前に怪我して今季はおろか来季も怪しくなっているベテラン捕手のKendallを除いて、殆ど居なかったことが良かったですね。
今年初めに引退したMecheとSweeneyは、共に怪我に悩まされた選手だっただけに尚更そう感じます。
故障者リストを賑わすのは、年季の入った衰えに見える選手が若手の台頭を促すときだけで十分です。
来季もこうあって欲しいですね。
一月以上に渡る総括も漸く終わりました。
お付き合いして下さった皆様に感謝します。
秋も深まってきたかと思えば、もう12月ですね。
冬休みを挟む所為か、後期は前期よりも早く終わる気がします。
私大の無駄に長い春休みの所為で、前期が長く感じられるのかもしれませんね。
来週にはウィンターミーティングも始まりますし、日本のFA交渉も解禁になりますし、ポスティングもぼちぼち出始めそうですし、愈々ストーブリーグ本番の季節になって来ましたね。今日は暖かいですが。
KCではその本番に先駆けて、Chenとの再契約とLADからFAとなっていたBroxtonの獲得を済ませました。
Broxtonは、2009年には素晴らしい成績をクローザーとして残した選手ですが、その後の2年は怪我も有り成績をかなり落としています。
前回の投稿でも書いたように、若手ばかりで不安はあるものの、中継ぎ陣は自前でどうにかなるレベルです。
そもそもBroxtonが復活するかどうかも分からないので、仮に中継ぎから先発に数名転向するにしても、賭けと言う意味では殆ど変わらないでしょう。
寧ろ賭け金が高い分費用対効果が悪いような気さえします。
まあオフシーズンはまだ始まったばかりなので、今後の動きに注目していきたいですね。
前置きが長くなりましたが、兎も角KCシーズン総括の最終回です。
前回は守備面と言いつつ投手ばかり見ていたので、今日は野手について軽く触れて締めることにします。
前回、前々回の投稿で挙げたDERという指標は、インフィールドの打球をアウトにした割合を示すものなのですが、当然のことながらミートされ易い投手が多ければ、幾ら守備が上手かった所で数字は悪くなります。
先発陣が壊滅的だったKCでは、AL10位と言う結果も当然でしょう。
守備指標には他にDRSやUZRが良く使われますが、この二つの指標を比べても中身が全く食い違っていることが多いので、あまり信頼できるものではありません。
とは言っても、傑出した数字に対しては同じ傾向が得られます。
KCで言えば外野手の肩がそれに当たり、どちらの指標でもMLBトップの成績を残しています。
GGを獲得したLFのGordonと、MLB屈指の強肩であるRFのFrancoeurに因るものですね。
因みに守備全体ではどちらの指標でもMLB全体の平均程度となっており、肩以外の部分にはあまり見所は無いようです。
地味に成長を期待したい部分ですね。
そんな訳で今季の成績の俯瞰してみました。
色々書いてきましたが、結局は全て若手の成長を期待する、という点に集約されるでしょう。
またその意味で今季は十分収穫のあった一年だったと思います。
何より大怪我をしてシーズンの大部分を棒に振るような選手が、開幕前に怪我して今季はおろか来季も怪しくなっているベテラン捕手のKendallを除いて、殆ど居なかったことが良かったですね。
今年初めに引退したMecheとSweeneyは、共に怪我に悩まされた選手だっただけに尚更そう感じます。
故障者リストを賑わすのは、年季の入った衰えに見える選手が若手の台頭を促すときだけで十分です。
来季もこうあって欲しいですね。
一月以上に渡る総括も漸く終わりました。
お付き合いして下さった皆様に感謝します。
皆さん今日は、Alhenaです。
色々と雑事が重なっている間に、気付けば2週間が経過していました。
時の流れるのは早いものですね。
もう大分前の話ですが、RPGツクールVX Aceの続報が来ましたね。
VX最大の欠点であるマップチップ周りはどうやら改善されるようで一安心です。
絵が描けない身としては、キャラグラ生成ツールも有難いですね。
まあ使わないかもしれませんが。
そんなことはさておきKC総括です。
いい加減終わらせることにしましょう。
前回は攻撃面について細かく見たので、今回は守備面について見ていくことにします。
先ずは主要な成績を再掲します。
※()内はAL順位
162試合 71勝91敗 勝率.438(11) 得点 730(6) 失点 762(12)
打率 .275(4) 本塁打 129(11) 出塁率 .329(5) 長打率 .415(5) 盗塁 153(2)
防御率 4.44(12) WHIP 1.41(12) 被打率 .267(12) 奪三振 1080(10) 与四球 557(14)
守備率 .985(5) DER .689(10) 盗塁阻止率 .299(5)
軒並み低調な数字が並んでいてうんざりしてきますね。
去年まで3年連続で200イニング以上投げていたエースGreinkeが抜け、支配的な抑えとして君臨していたSoriaが絶不調とあらば、当然の結果と言えるかもしれません。
中でも先発陣の出来が酷いです。
先発防御率4.82はAL13位、先発の投げたイニング数943回は12位と、オフシーズンからの心配がそのまま表れてしまいました。
巨人に移籍して任意引退扱いとなったBannisterの手でも借りたい気分です。
(そういえば広島に行ったBullingtonは悪くない成績を残していましたね)
今季またFrancisとChenという二人のローテーションピッチャーがFAとなるのですが、若手が出てくるまでの繋ぎとはいえ、今期よりはましな先発陣になるよう補強してもらいたいものです。
先日獲得したSanchezはどうなるでしょうか……。
一方の中継ぎ陣は、Soriaの不調にも拘らず、防御率3.75のAL8位と悪くない成績でした。
Soriaの失点が例年並みになるだけで、2位LAAの3.52にほぼ並ぶので、寧ろ良かったと言っても過言ではないと思います。
先発とこれだけ差が生まれた要因は、複数の若手が期待以上の成績を残したことにあります。
AS選出を果たしたCrowと、Coleman,Collins,Teafordという今季MLBに初めて上がった四人が見事なデビュー年を飾ったことに加え、今季2年目のHolland,Woodの二人が大きく成長しました。
特にCollinsはまだ22歳とかなり若いので、更なる飛躍が期待できます。
また、マイナーでは圧倒的な成績を残しているHerreraも控えています。
今期のMLBデビュー戦では少々残念な結果でしたが、来期の開幕ロースターも狙える存在だと思います。
改めて書いてみると、意外にも中継ぎ陣の未来はかなり明るいですね。
先発にもDuffyやAdcockやMontgomery、或いは再来年まで見てOdorizzi,Lamb,Dwyerとプロスペクトの数は揃っています。
中継ぎ陣と同じように、彼らの成長が俟たれますね。
もう少し書きたいことがあるのですが、想像以上に長くなった上に少々変わり目が唐突になりそうなので、残りは次回に回すことにします。
色々と雑事が重なっている間に、気付けば2週間が経過していました。
時の流れるのは早いものですね。
もう大分前の話ですが、RPGツクールVX Aceの続報が来ましたね。
VX最大の欠点であるマップチップ周りはどうやら改善されるようで一安心です。
絵が描けない身としては、キャラグラ生成ツールも有難いですね。
まあ使わないかもしれませんが。
そんなことはさておきKC総括です。
いい加減終わらせることにしましょう。
前回は攻撃面について細かく見たので、今回は守備面について見ていくことにします。
先ずは主要な成績を再掲します。
※()内はAL順位
162試合 71勝91敗 勝率.438(11) 得点 730(6) 失点 762(12)
打率 .275(4) 本塁打 129(11) 出塁率 .329(5) 長打率 .415(5) 盗塁 153(2)
防御率 4.44(12) WHIP 1.41(12) 被打率 .267(12) 奪三振 1080(10) 与四球 557(14)
守備率 .985(5) DER .689(10) 盗塁阻止率 .299(5)
軒並み低調な数字が並んでいてうんざりしてきますね。
去年まで3年連続で200イニング以上投げていたエースGreinkeが抜け、支配的な抑えとして君臨していたSoriaが絶不調とあらば、当然の結果と言えるかもしれません。
中でも先発陣の出来が酷いです。
先発防御率4.82はAL13位、先発の投げたイニング数943回は12位と、オフシーズンからの心配がそのまま表れてしまいました。
巨人に移籍して任意引退扱いとなったBannisterの手でも借りたい気分です。
(そういえば広島に行ったBullingtonは悪くない成績を残していましたね)
今季またFrancisとChenという二人のローテーションピッチャーがFAとなるのですが、若手が出てくるまでの繋ぎとはいえ、今期よりはましな先発陣になるよう補強してもらいたいものです。
先日獲得したSanchezはどうなるでしょうか……。
一方の中継ぎ陣は、Soriaの不調にも拘らず、防御率3.75のAL8位と悪くない成績でした。
Soriaの失点が例年並みになるだけで、2位LAAの3.52にほぼ並ぶので、寧ろ良かったと言っても過言ではないと思います。
先発とこれだけ差が生まれた要因は、複数の若手が期待以上の成績を残したことにあります。
AS選出を果たしたCrowと、Coleman,Collins,Teafordという今季MLBに初めて上がった四人が見事なデビュー年を飾ったことに加え、今季2年目のHolland,Woodの二人が大きく成長しました。
特にCollinsはまだ22歳とかなり若いので、更なる飛躍が期待できます。
また、マイナーでは圧倒的な成績を残しているHerreraも控えています。
今期のMLBデビュー戦では少々残念な結果でしたが、来期の開幕ロースターも狙える存在だと思います。
改めて書いてみると、意外にも中継ぎ陣の未来はかなり明るいですね。
先発にもDuffyやAdcockやMontgomery、或いは再来年まで見てOdorizzi,Lamb,Dwyerとプロスペクトの数は揃っています。
中継ぎ陣と同じように、彼らの成長が俟たれますね。
もう少し書きたいことがあるのですが、想像以上に長くなった上に少々変わり目が唐突になりそうなので、残りは次回に回すことにします。
何時頃までに書けるかも、というのは、絶対にその期限までには書けないフラグのような気がしてきました。
今後は控えることにしましょう。
そんな訳で続きをなかなか書けずにいたら、KCに関する二つの話題が飛び込んできてしまって焦っているAlhenaです。皆さん今日は。
一つ目は先週発表されたGold Glove賞についてです。
全く期待してなかったKCからは、今季漸く万年プロスペクトの称号を返上したLF、Gordonが初受賞を飾りました。
Gordonが取る位ならFrancoeurの方が……とも正直思いましたが、今季からは外野手もポジション別に選ばれるようになったんですね。
過去10年のOFのGG受賞者を見ると、殆どがCFで唯一イチローだけがRFとして選出され続けていたように、LFにはあまり守備の上手い選手が配置されることはありませんが、それでも一定の評価を得られたと言うのは喜ばしいことですね。
因みにDRSやUZRのような守備指標ではNYYのGardnerが飛びぬけていて、Gordonはそれに続く位置にいます。
逆にGordonが他の追随を許さない項目は補殺数です。
この辺り、印象よりも見た目の数字や打撃成績が影響しているような気がしないでもありませんね。
同様に感じるのは、RFの受賞者、BALのMarkakisです。
彼は今季ノーエラーという点で光っているのですが、RFやDRS、UZRといった守備指標ではどれも軒並み下位に沈んでいます。
守備指標が不完全なことは重々承知していますし、これらの指標を重視した時にトップにくるDeJesus(意外な所で懐かしい名前が……)がGGとなると相応しくないことも分かりますが、ここまで極端だと少々疑いたくもなります。
まあ追及するとGordonの受賞にもケチが付きそうなので、あまり気にしないことにしましょう。
二つ目は今日発表されたトレードについてです。
前回の投稿で来季居るかは分からないと書いた二人のうち一人、CabreraがSFのSanchez(及びVerdugo)とトレードされることになりました。
1年契約だったと記憶しているので、CabreraはまだFA権を取得していないのでしょうか?少々意外です。
どうやらSanchezも同じ状況のようで、二人とも今期でほぼ6シーズン過ごしたので、恐らく来期には取得することになりそうです。
さて、このトレードの成否について考えてみます。
Gordonの目覚ましい成長やStarlingとの契約成功などの影響で、将来的にはややだぶつき気味の外野を整理して先発投手を獲得すると言う方向性は、非常に理に叶った見事な動きだと思います。
問題は今年が上がり目の選手Cabreraと下がり目の選手Sanchezをトレードした点にあります。
どちらがフロックなのか、結局それは来季になるまで分からないでしょうが、私はこの動きを支持したいと思います。
願わくばWIN-WINとなって欲しいものです。
序に前回の投稿について一つ訂正を。
Cabreraと並んでFrancoeurも一年契約だと書きましたが、8月に2年契約延長していたようです。
Gordonと併せて外野が二枠埋まっていると考えると、後進の為にこの動きは必然であったと言えるかもしれませんね。
総括(2)なんてタイトルを付けておきながら、直近の動きだけで随分と長くなってしまいました。
前回の続きはまた次回にすることにします。
今後は控えることにしましょう。
そんな訳で続きをなかなか書けずにいたら、KCに関する二つの話題が飛び込んできてしまって焦っているAlhenaです。皆さん今日は。
一つ目は先週発表されたGold Glove賞についてです。
全く期待してなかったKCからは、今季漸く万年プロスペクトの称号を返上したLF、Gordonが初受賞を飾りました。
Gordonが取る位ならFrancoeurの方が……とも正直思いましたが、今季からは外野手もポジション別に選ばれるようになったんですね。
過去10年のOFのGG受賞者を見ると、殆どがCFで唯一イチローだけがRFとして選出され続けていたように、LFにはあまり守備の上手い選手が配置されることはありませんが、それでも一定の評価を得られたと言うのは喜ばしいことですね。
因みにDRSやUZRのような守備指標ではNYYのGardnerが飛びぬけていて、Gordonはそれに続く位置にいます。
逆にGordonが他の追随を許さない項目は補殺数です。
この辺り、印象よりも見た目の数字や打撃成績が影響しているような気がしないでもありませんね。
同様に感じるのは、RFの受賞者、BALのMarkakisです。
彼は今季ノーエラーという点で光っているのですが、RFやDRS、UZRといった守備指標ではどれも軒並み下位に沈んでいます。
守備指標が不完全なことは重々承知していますし、これらの指標を重視した時にトップにくるDeJesus(意外な所で懐かしい名前が……)がGGとなると相応しくないことも分かりますが、ここまで極端だと少々疑いたくもなります。
まあ追及するとGordonの受賞にもケチが付きそうなので、あまり気にしないことにしましょう。
二つ目は今日発表されたトレードについてです。
前回の投稿で来季居るかは分からないと書いた二人のうち一人、CabreraがSFのSanchez(及びVerdugo)とトレードされることになりました。
1年契約だったと記憶しているので、CabreraはまだFA権を取得していないのでしょうか?少々意外です。
どうやらSanchezも同じ状況のようで、二人とも今期でほぼ6シーズン過ごしたので、恐らく来期には取得することになりそうです。
さて、このトレードの成否について考えてみます。
Gordonの目覚ましい成長やStarlingとの契約成功などの影響で、将来的にはややだぶつき気味の外野を整理して先発投手を獲得すると言う方向性は、非常に理に叶った見事な動きだと思います。
問題は今年が上がり目の選手Cabreraと下がり目の選手Sanchezをトレードした点にあります。
どちらがフロックなのか、結局それは来季になるまで分からないでしょうが、私はこの動きを支持したいと思います。
願わくばWIN-WINとなって欲しいものです。
序に前回の投稿について一つ訂正を。
Cabreraと並んでFrancoeurも一年契約だと書きましたが、8月に2年契約延長していたようです。
Gordonと併せて外野が二枠埋まっていると考えると、後進の為にこの動きは必然であったと言えるかもしれませんね。
総括(2)なんてタイトルを付けておきながら、直近の動きだけで随分と長くなってしまいました。
前回の続きはまた次回にすることにします。
NPBではCSが始まりましたが、それに先駆けること数時間、MLBではワールドシリーズが終わりました。
第6戦が強烈な試合展開だっただけに、TEX投手陣の自滅で勝負が決定づけられてしまったことは少々残念ではありましたが、一週間を通じて見応えのあるシリーズでしたね。
皆さん今日は、KCのWS制覇を夢見るAlhenaです。
前回の優勝は1985年、同時にそれが最後のPO進出となっているKansas City Royals、そろそろ雌伏の時は終わる頃合いではないでしょうか。
そんな訳で今日はKCの今季を振り返ってみることにします。
先ずは主要なスタッツを見てみましょう。
※()内はAL順位
162試合 71勝91敗 勝率.438(11) 得点 730(6) 失点 762(12)
打率 .275(4) 本塁打 129(11) 出塁率 .329(5) 長打率 .415(5) 盗塁 153(2)
防御率 4.44(12) WHIP 1.41(12) 被打率 .267(12) 奪三振 1080(10) 与四球 557(14)
守備率 .985(5) DER .689(10) 盗塁阻止率 .299(5)
全体の印象としては、勝率の低さの割に得失点差が小さいことが挙げられます。
僅差の試合に勝てない、弱いチームの好例ですね。
逆に言うと、僅差の試合を勝てるようになれば、大きな戦力増加が無くとも.480程度の勝率は残せる可能性がある、ということでもあります。
続いて攻撃面を見てみます。
打撃を売りにするには本塁打が少なく、その分得点もそこそこ止まりなのですが、昨季は打率が2位だったにも関わらず得点が10位だったことを考えれば、今季は大きく進歩したと言えるでしょう。
打率と得点の乖離が減少した要因は、主に盗塁と二塁打の増加にあります。
盗塁の増加は、Greinkeとのトレードで加入したEscobarの存在に因る所が大きいのですが、その他の選手も何故か軒並みキャリアハイの数字を残しています。
走塁意識の変化なのか綿密なスカウティングの結果なのか出塁数が増えただけなのか分かりませんが、まだ30前の選手ばかりなので今後もこれを維持して欲しいですね。
KC史上最速とも謳われるDysonがMLBに定着するようなことがあれば、更なる増加も期待できます。
今季の二塁打の数はBOSに次いで2位でした。
BOSは球場の特性上二塁打が出易いことを考えれば、実質1位と言ってもいいでしょう。
まあ本塁打にならなかった打球が二塁打になっているという見方も出来ますが、長打の数で比べても昨年の11位から6位へと大きく飛躍しています。
この変化の要因には3人の名前を挙げる必要があるでしょう。
FAで今年のオフに加入し、共にキャリアハイの成績を残したCabreraとFrancoeur、そして長らく未完の大器と言われ続け、今季終にその片鱗を見せつけたGordonの三人です。
更に今年MLBに初昇格したHosmerを加えてもいいかもしれません。
Butlerしかいなかった昨年の打線と比べれば、雲泥の差と言えるでしょう。
今季がフロックではないことを、今後証明して欲しいものです。
尤も、FAの二人は一年契約なので来季も居る保証は無いのですが。
少々長くなってきたので、中途半端な所ですが一旦切ることにします。
今週は木曜が休日なので、恐らくその辺りで続きが書けると思います。
第6戦が強烈な試合展開だっただけに、TEX投手陣の自滅で勝負が決定づけられてしまったことは少々残念ではありましたが、一週間を通じて見応えのあるシリーズでしたね。
皆さん今日は、KCのWS制覇を夢見るAlhenaです。
前回の優勝は1985年、同時にそれが最後のPO進出となっているKansas City Royals、そろそろ雌伏の時は終わる頃合いではないでしょうか。
そんな訳で今日はKCの今季を振り返ってみることにします。
先ずは主要なスタッツを見てみましょう。
※()内はAL順位
162試合 71勝91敗 勝率.438(11) 得点 730(6) 失点 762(12)
打率 .275(4) 本塁打 129(11) 出塁率 .329(5) 長打率 .415(5) 盗塁 153(2)
防御率 4.44(12) WHIP 1.41(12) 被打率 .267(12) 奪三振 1080(10) 与四球 557(14)
守備率 .985(5) DER .689(10) 盗塁阻止率 .299(5)
全体の印象としては、勝率の低さの割に得失点差が小さいことが挙げられます。
僅差の試合に勝てない、弱いチームの好例ですね。
逆に言うと、僅差の試合を勝てるようになれば、大きな戦力増加が無くとも.480程度の勝率は残せる可能性がある、ということでもあります。
続いて攻撃面を見てみます。
打撃を売りにするには本塁打が少なく、その分得点もそこそこ止まりなのですが、昨季は打率が2位だったにも関わらず得点が10位だったことを考えれば、今季は大きく進歩したと言えるでしょう。
打率と得点の乖離が減少した要因は、主に盗塁と二塁打の増加にあります。
盗塁の増加は、Greinkeとのトレードで加入したEscobarの存在に因る所が大きいのですが、その他の選手も何故か軒並みキャリアハイの数字を残しています。
走塁意識の変化なのか綿密なスカウティングの結果なのか出塁数が増えただけなのか分かりませんが、まだ30前の選手ばかりなので今後もこれを維持して欲しいですね。
KC史上最速とも謳われるDysonがMLBに定着するようなことがあれば、更なる増加も期待できます。
今季の二塁打の数はBOSに次いで2位でした。
BOSは球場の特性上二塁打が出易いことを考えれば、実質1位と言ってもいいでしょう。
まあ本塁打にならなかった打球が二塁打になっているという見方も出来ますが、長打の数で比べても昨年の11位から6位へと大きく飛躍しています。
この変化の要因には3人の名前を挙げる必要があるでしょう。
FAで今年のオフに加入し、共にキャリアハイの成績を残したCabreraとFrancoeur、そして長らく未完の大器と言われ続け、今季終にその片鱗を見せつけたGordonの三人です。
更に今年MLBに初昇格したHosmerを加えてもいいかもしれません。
Butlerしかいなかった昨年の打線と比べれば、雲泥の差と言えるでしょう。
今季がフロックではないことを、今後証明して欲しいものです。
尤も、FAの二人は一年契約なので来季も居る保証は無いのですが。
少々長くなってきたので、中途半端な所ですが一旦切ることにします。
今週は木曜が休日なので、恐らくその辺りで続きが書けると思います。