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皆さん今日は、Alhenaです。

秋も深まってきたかと思えば、もう12月ですね。
冬休みを挟む所為か、後期は前期よりも早く終わる気がします。
私大の無駄に長い春休みの所為で、前期が長く感じられるのかもしれませんね。


来週にはウィンターミーティングも始まりますし、日本のFA交渉も解禁になりますし、ポスティングもぼちぼち出始めそうですし、愈々ストーブリーグ本番の季節になって来ましたね。今日は暖かいですが。

KCではその本番に先駆けて、Chenとの再契約とLADからFAとなっていたBroxtonの獲得を済ませました。
Broxtonは、2009年には素晴らしい成績をクローザーとして残した選手ですが、その後の2年は怪我も有り成績をかなり落としています。

前回の投稿でも書いたように、若手ばかりで不安はあるものの、中継ぎ陣は自前でどうにかなるレベルです。
そもそもBroxtonが復活するかどうかも分からないので、仮に中継ぎから先発に数名転向するにしても、賭けと言う意味では殆ど変わらないでしょう。
寧ろ賭け金が高い分費用対効果が悪いような気さえします。

まあオフシーズンはまだ始まったばかりなので、今後の動きに注目していきたいですね。


前置きが長くなりましたが、兎も角KCシーズン総括の最終回です。
前回は守備面と言いつつ投手ばかり見ていたので、今日は野手について軽く触れて締めることにします。

前回、前々回の投稿で挙げたDERという指標は、インフィールドの打球をアウトにした割合を示すものなのですが、当然のことながらミートされ易い投手が多ければ、幾ら守備が上手かった所で数字は悪くなります。
先発陣が壊滅的だったKCでは、AL10位と言う結果も当然でしょう。

守備指標には他にDRSやUZRが良く使われますが、この二つの指標を比べても中身が全く食い違っていることが多いので、あまり信頼できるものではありません。
とは言っても、傑出した数字に対しては同じ傾向が得られます。
KCで言えば外野手の肩がそれに当たり、どちらの指標でもMLBトップの成績を残しています。
GGを獲得したLFのGordonと、MLB屈指の強肩であるRFのFrancoeurに因るものですね。

因みに守備全体ではどちらの指標でもMLB全体の平均程度となっており、肩以外の部分にはあまり見所は無いようです。
地味に成長を期待したい部分ですね。


そんな訳で今季の成績の俯瞰してみました。
色々書いてきましたが、結局は全て若手の成長を期待する、という点に集約されるでしょう。
またその意味で今季は十分収穫のあった一年だったと思います。

何より大怪我をしてシーズンの大部分を棒に振るような選手が、開幕前に怪我して今季はおろか来季も怪しくなっているベテラン捕手のKendallを除いて、殆ど居なかったことが良かったですね。
今年初めに引退したMecheとSweeneyは、共に怪我に悩まされた選手だっただけに尚更そう感じます。
故障者リストを賑わすのは、年季の入った衰えに見える選手が若手の台頭を促すときだけで十分です。
来季もこうあって欲しいですね。


一月以上に渡る総括も漸く終わりました。
お付き合いして下さった皆様に感謝します。
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