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皆さん今日は、Alhenaです。

普段はKCの話ばかりですが、NPBのファンでもある私としては、開幕はおろか、新たに電源が確保できなければ、関東では試合をすべきでないような世間の論調に寂しさを覚えています。
本当に試合をするべきではないのか、私なりに考えてみました。


特に批判の矢面に立たせれているのが、東京ドームの消費電力の高さであることは御承知の通りです。
試合を行えば試合の無い日に比べて40000kWh程余計に掛かり、それは4000世帯が一日に消費する電力に相当する、というものです。

しかしこれだけの情報で、試合を行わない方が節電できると決めつけることは出来ないのではないでしょうか。
観戦に訪れた客は、その分自宅での電力消費を抑える筈です。
実際に計算してみましょう。


先ず牽強付会な前提ではありますが、観客は皆世帯の住人全員で訪れるものと仮定します。
また観戦時間は、移動時間を含めて全ての観客が4時間程度であるものとし、夕方から夜にかけての4時間は、一般世帯においては他の時間と比べても消費電力量の多い時間帯だと思われるので、一日の消費電力量の30%がこの時間に消費されるものとします。

このサイトに拠れば、誰も人がいない家の中で消費される電力は、冷蔵庫と待機電力を合わせて全体の22.5%程です。
従って1世帯の住人が野球観戦に訪れることで抑えられる消費電力量は、

10 [kWh] * 0.3 - 10 [kWh] * 0.225 * (4 / 24) = 2.625 [kWh]

となります。
従って、

40000 [kWh] / 2.625 [kWh] ≒ 15238.1 [世帯]

の観客を集めれば、差し引きゼロになります。

一世帯当たりの平均人数は、昨年の総務省の調査に拠れば2.46人ですから、約37485.7人の観客を集めればいいということになります。
巨人の平均観客動員数は4万人程度ですから、不可能な数字ではないでしょう。

勿論あちこちで無理な仮定をしていますし、仮に開催した所で例年通り観客が集まるかどうかは分かりません。
しかし、選手の練習時間を減らしたり、開場時間を遅らせたりすることである程度の節電は可能でしょう。
東京ドームでの消費電力量に匹敵するとまでは行かなくとも、7~8割をその分家庭から減らすことはできるのではないでしょうか。

以上より、東京ドームで試合をしてもそこまで大きな影響は無いのではないかと愚考します。
電力の他にも問題があることは承知していますが、開催することに因る利点にも一切触れてないことを考慮して頂ければ幸いです。


球団に野球をするなと言うのは、仕事をするなと言うのと同義です。
球団職員の生活の保障もできないのに、この程度の電力消費で騒ぐのは傲慢であるようにも思えます。
野球は娯楽だから必要無いと言うのであれば、例えばゲーム会社などに対して今直ぐ会社の運営を停止させ、オフィスの電源を落とすような要望が出ても良い筈です。

皆さんには、賢明な考察と冷静な判断を期待します。
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